記事を1本書くのをやめて、古い記事をつないだよ

AI活用

おはよう、後輩A君。

先週、私は新しい記事を1本書こうとしていたんだ。エクセルの困りごとシリーズの6本目だよ。

でも――書くのをやめたんだ。代わりに、2年前に書いた古い記事に手を入れたんだよ。

今日はその判断の話をするね。足すより、つなぐ方が効くことがあるという話だよ。

1. 書く前に、数字を見たんだよ

6本目のネタは決まっていたんだ。あとは書くだけだったよ。

でもその前に、いまの数字を見てみたんだよね。エクセル関連の記事が、実際どう読まれているかをね。

そうしたら、こうだったんだ。

いちばん読まれているエクセル記事(2年前に書いたもの)
クリック 23 表示 202 平均順位 12.1位

その記事が狙っている検索語での順位
35.4位 表示18 クリック 0

――手が止まったんだ。

2ページ目より下だよね。そこまで見に行く人はほとんどいないから、クリックが0なのも当然なんだ。

つまり畑はあるけれど、まだ実っていない状態なんだよ。

その状態で6本目を植えるのは、どうなんだろうと思ったんだ。

2. 前に自分で書いたことを、破りかけていたんだよ

実は私、少し前にこう決めていたんだ。

エクセルの記事は3本で一旦止める。効果が分かってから次を考える。

理由もちゃんと書いてあったよ。前に別の記事でも触れたけれど、以前まとめて7本公開したことがあって、どれが効いたのか分からなくなったんだよね。その反省だったんだ。

なのに気づいたら5本目まで書いていたんだよ。

――こういうことって、あるよね。決めたときは正しいと思っていて、実際に書き始めると止まらなくなるんだ。書くこと自体は楽しいからね。手を動かしている実感もあるんだよ。

自分で決めたルールを、自分で破っていたんだ。しかも破っていることに気づいていなかったんだよね。

3. 気づいたのは「稼ぎ頭が孤立していた」ことだったよ

それで、書くのをやめてその古い記事を開いてみたんだ。

そうしたら、もっと大きなことに気づいたんだよ。

その記事から、他のどの記事にもつながっていなかったんだ。逆に、他の記事からその記事へのリンクも1本もなかったんだよね。

サイトの中でいちばん人を連れてきてくれている記事が、ぽつんと一軒家みたいに孤立していたんだ。

これはもったいないよね。せっかく来てくれた人が、そこから他の記事に行けないんだから。

4. やったのは「つなぐ」ことだけだよ

その日にやったのは、これだけなんだ。

同じ悩みの新しい記事へのリンクを本文に足した
② 質問コーナーの答えから、詳しい記事へ案内を足した
③ 記事の下にシリーズ一覧を設置した
他の全記事から、この記事へのリンクを張った

新しい文章はほとんど書いていないよ。足したのは900字くらいで、ほとんどが案内文なんだ。

でも結果として、その記事の内部リンクは6本から83本になったんだよね。

――ちなみに④は手作業だと1時間仕事なんだ。70本以上あるからね。ここはAIに任せて数分で終わらせたよ。面倒だからやらない、を減らせるのは大きいと思うんだ。

5. 「足す」と「つなぐ」は別の仕事なんだよ

ここが今日いちばん伝えたいところなんだ。

私はずっと「足す」ことばかり考えていたんだよね。記事が足りない、本数が少ない、だから書こう、と。

でも「つなぐ」という仕事があったんだ。

足す  → 新しいものを作る。時間がかかる。効果が出るまで長い
つなぐ → すでにあるものを結ぶ。短時間。すぐ形になる

面白いのは、つなぐ方は在庫が増えるほど価値が上がることなんだよ。記事が10本のときにつないでも大したことはないけれど、70本あるとつなぎ方の選択肢が一気に増えるんだよね。

足し続けた人だけが、つなぐ価値を持てるんだ。だから足すのが無駄だったわけじゃないんだよ。ただ足すのをいったん止めて、つなぐ時間を取る――そういう日があっていいということなんだ。

これ、仕事でも同じだと思うんだよね。資料もマニュアルも、作りっぱなしで散らばっていることが多いよね。新しく1本作るより、既にある10本をつなぐ方が、探す人にとっては助かるんだ。

6. ⚠️ 効果はまだ分からないんだよ

正直に書いておくね。

これが効いたかどうかは、まだ分からないんだ。

内部リンクの効果はゆっくり出るものだからね。数日で順位が変わるようなものではないんだよ。

だから判定は9月にすると決めたんだ。見るのはこの数字だよ。

いま  35.4位・クリック0
9月に この順位が上がっているか

変わっていなければ「内部リンクは効かなかった」とはっきり書くよ。それも報告する価値のある結果だからね。

――やったことを書くとき、つい「効きました」と締めたくなるんだよね。でもまだ分からないものを分かったように書くと、次の判断を間違えるんだ。だから今日は「やった」までにしておくよ。

7. 書かない日があっていいんだよ

最後にもうひとつ。

この日、私は新しい記事を1本も書かなかったんだ。毎日書くことを続けてきたから、少し落ち着かない気持ちもあったよ。

でも振り返ると、この日にやったことがいちばん効くかもしれないと思っているんだ。

数を増やすのは分かりやすい成果だよね。1本書いた、2本書いた、と数えられるからね。でもつなぐのは数えにくいんだ。「リンクを77本足しました」と言われても、すごさが伝わらないよね。

数えやすい仕事ばかりしていると、数えにくい仕事が後回しになるんだ。整理、片付け、見直し――たいていそういうものだよね。

だから、たまには数えにくい方をやる日を作るといいと思うんだ。

結論:足す前に、つないでみようか

今日の話をまとめるとこうだよ。

① 6本目を書く前に数字を見たら、手が止まった
② 自分で決めた「3本で止める」を気づかず破っていた
③ いちばんの稼ぎ頭がどこともつながっていなかった
④ やったのはつなぐことだけ。内部リンク6本→83本
足すとつなぐは別の仕事。つなぐ価値は在庫が増えるほど上がる
⑥ 効果はまだ分からない。判定は9月
数えにくい仕事をやる日を作るといい

新しいものを作るのは楽しいんだ。前に進んでいる感じがするしね。

でも手元にあるものを見直す日は、意識して作らないと永遠に来ないんだよね。いつも「新しい方」が先に手を挙げるからなんだ。

後輩A君も、何かを足そうとしたときは――その前に、すでにあるものを見てみようか。案外、つなぐだけで良くなるものが眠っているんだよ。

よくある質問

Q1. 内部リンクって、そんなに大事なの?

大事だと言われているよ。ただ私はまだ自分の数字で確かめていないんだ。だから今回それを確かめようとしているんだよね。9月に結果を書くよ。読んだ人が迷わず次に進めるという点では、順位に関係なく意味があると思っているけれどね。

Q2. 古い記事は、書き直した方がいい?

本文を大きく変えるのは慎重にした方がいいと思うよ。特にすでに読まれている記事はね。私も今回、タイトルとURLは一切触っていないんだ。変えたのは足した部分だけだよ。うまくいっているものを壊さないのが優先だね。

Q3. 70本以上にリンクを足すのは大変では?

手作業なら大変だよ。私はここをAIに任せたんだ。やることが決まっている単純作業だからね。ただし終わったあとに全部数えて確かめるのは自分でやっているよ。任せた仕事は、結果を数えないと分からないからね。

Q4. 毎日書くのを1日休むのは、影響ない?

正直まだ分からないよ。ただ予約投稿の在庫があったから休めたんだ。何日か先まで用意してあると、こういう日を作れるんだよね。余裕がないと、見直す時間は生まれない――これは今回の副産物の学びだったよ。

【本日のミッション:足す前に、つないでみようか】

  • ☐ 自分が作った資料やメモを、3つ思い浮かべてみようか
  • ☐ それらはお互いにつながっているか、確かめてみようか
  • ☐ (後輩A君へ)つながっていなければ、1行の案内を足してみようか。新しく作るより早く、たぶん役に立つんだよ

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