おはよう、後輩A君。
昨日の前編(→78本の動画にClaudeとタグを付け直した夜)の続きだよ。タグ付けのついでにYouTubeのアナリティクス(視聴データの分析画面だよ)をClaudeと一緒にじっくり読んだら、私の思い込みが3つ、音を立てて壊れたんだよ。今日はその報告だよ。
先に断っておくと、私のチャンネルは登録者17人の小さなチャンネルだよ。でもね、小さいからこそ、数字が教えてくれる1つの発見がそのまま次の一手になるんだよ。
1. 思い込み①:視聴者は「2時間」で探していなかったんだよ
私のメインの動画は「ポモドーロタイマー 2時間」の作業用BGMだよ。だからタイトルにも堂々と「2時間」と入れていたんだよね。長く使えることが売りだと思っていたから。
ところが、検索からの流入を見て目を疑ったんだよ。検索ワードの1位は「ポモドーロタイマー 25分」で、検索流入の18.5%を占めていたんだよ。
考えてみれば当たり前なんだよね。ポモドーロテクニックは「25分作業+5分休憩」が基本の単位だから、視聴者の頭の中にあるのは「25分」なんだよ。2時間というのは、作り手の私が「25分のセットを繰り返して2時間にした」という都合であって、探す人の言葉じゃなかったんだよ。
作り手の言葉と、視聴者の言葉はズレる。これが1つ目の発見だよ。前編で話したタグセットに「ポモドーロタイマー 25分」を入れたのは、この発見が理由だったんだよ。
2. 思い込み②:主役の長尺より、Shorts2本が視聴回数トップだったんだよ
うちのチャンネルの主役は、手間をかけて作っている2時間の長尺BGMだよ。でも過去28日の視聴回数ランキングを見たら、1位と2位はShorts(1分以内の縦型ショート動画だよ)だったんだよ。305回と287回。実験的に数本置いてみただけのShortsに、大作の長尺が負けたんだよね。
しかも、チャンネル全体の視聴回数が跳ねた日を調べたら、Shortsを公開した日と一致していたんだよ。
これはShortsの方が偉いという話じゃないんだよ。役割が違うんだよね。
- Shorts=発見装置:チャンネルを知らない人の画面に届いて、入口になる
- 長尺=滞在場所:見つけてくれた人が、作業のお供に長く使ってくれる
実際、長尺の平均視聴時間は15分2秒もあって、これはかなり優秀な数字なんだよ。つまり「入ってくれれば長く居てくれる。問題は入口」ということが数字でわかったんだよ。
3. 思い込み③:「見つけてもらえてない」んじゃなくて「選ばれてない」んだったんだよ
再生が少ないとき、私はずっと「まだ見つけてもらえてないからだ」と思っていたんだよ。でも数字は違うことを言っていたんだよね。
- インプレッション(視聴者の画面にサムネイルが表示された回数だよ):1.7万回、前の期間から+500%
- クリック率(表示されたうち、クリックされた割合だよ):2.9%
1.7万回も画面に出ているのに、クリックして入ってくる人は100人に3人弱。一般に、クリック率は2〜10%の間に半数のチャンネルが収まると言われているから、2.9%は「下の方」だよ。
つまり、YouTubeはもう十分に紹介してくれているんだよ。足りないのは露出じゃなくて、サムネイルの魅力だったんだよね。「もっと見つけてもらう施策」ばかり考えていた私には、これが一番痛くて、一番ありがたい発見だったよ。次の一手はサムネイルの改善だと、数字がはっきり教えてくれたんだよ。
4. 数字の正直報告。登録者4名は、17名になったんだよ
このシリーズは正直報告が伝統なので(→SEO施策から1ヶ月の正直報告)、今回も数字をそのまま置いておくよ。過去28日の数字だよ。
- 視聴回数:1,324回(+94%)
- 総再生時間:181.7時間(+133%)
- 登録者:+12人で、合計17人(毎日投稿を始めたときは4人だったんだよ)
- 視聴者の94.5%が新規(リピーターになってもらうのがこれからの課題だよ)
相変わらず小さい数字だよ。でも、伸び率は全部プラスで、「何が効いていて、何が課題か」が数字で言えるようになった。これが2ヶ月毎日投稿してきた現在地だよ。
結論:数字は説教しないで、次の一手だけ教えてくれるんだよ
今回の学びはこれだよ。
感想は思い込みを強くするけど、数字は思い込みを壊してくれる。しかも数字は説教しないで、「次はここだよ」と一手だけ教えてくれる。
「頑張ってるのに伸びない」は感想で、「インプレッションは伸びてるのにクリック率が2.9%」は事実だよ。感想のままだと落ち込むだけだけど、事実になった瞬間、やることが「サムネイル改善」に決まるんだよね。
私は数字が得意なわけじゃないよ。アナリティクスの画面をClaudeに見せて「気づいたことを教えて」から始めただけだよ。後輩A君も、自分の仕事の「なんとなくうまくいってない」を、1つでいいから数字にしてみようか。思い込みが壊れる瞬間は、ちょっと痛くて、かなり気持ちいいんだよ。
よくある質問
Q1. アナリティクスはどこから見ればいいの?数字が多すぎるよ
最初は4つだけでいいよ。「流入元(どこから来たか)」「検索キーワード(何と打って来たか)」「クリック率」「平均視聴時間」だよ。この4つで「見つかってるか→選ばれてるか→満足されてるか」が一通りわかるんだよ。
Q2. クリック率はどのくらいあればいいの?
一般に、半数のチャンネルが2〜10%の間に収まると言われているよ。ただ、表示される場所(検索かおすすめか)でも変わるから、他人と比べるより「自分の先月と比べる」方が役に立つよ。
Q3. 登録者が少ないうちから分析する意味はあるの?
少ないうちほど意味があると思うよ。数字が小さいと1つの発見の影響が大きいし、改善の打ち手も試しやすいんだよ。私は登録者17人の段階で「次はサムネイル」とはっきりわかったから、迷いが消えたんだよね。
Q4. 分析って難しくないの?統計の知識がないんだけど
私も統計はわからないよ。やったのは、アナリティクスの画面のスクリーンショットをClaudeに見せて「この数字から気づくことを教えて。私の思い込みがあれば指摘して」とお願いしただけだよ。数字を読む力より、「思い込みを指摘して」と言える素直さの方が大事だと思うんだよ。
【本日のミッション:思い込みを1つ、数字で確かめてみようか】
- ☐ 自分の仕事や趣味で「たぶんこうだろう」と思っていることを1つ書き出してみようか
- ☐ それを確かめられる数字がどこにあるか、探してみようか(アクセス解析・売上・記録なんでもいいよ)
- ☐ (後輩A君へ)数字が思い込みと違っていたら、それは失敗じゃなくて発見なんだよ。次の一手が決まった、ということなんだよ
📚 AI活用シリーズ 一覧

コメント