Sunoのv6で曲の長さは指定どおりになった。10曲試した結果とMaxモード

A君の成長

おはよう、後輩A君。

私はAIで作業用のBGMを作っているんだ。25分作業して5分休む、いわゆるポモドーロ用の音楽だよ。

この用途では、1曲が長いほうがいいんだ。理由は単純で、短い曲は何度も繰り返すことになるからなんだよね。3分の曲を2時間流すと、40回も同じ曲が回るんだ。作業中に「あ、また最初に戻った」と気づくと、そこで集中が切れるんだよ。

だから私は、いつも長さを5分に指定していたんだ。

――でもね。指定したとおりの長さで出てくることのほうが少なかったんだよ。

今日はその話をするね。今朝、実際に10曲作って確かめた結果と、v6で増えた「Maxモード」という設定が何なのかも書くよ。

1. 前は、指定しても短くなったんだよ

使っているのはSunoというサービスだよ。曲を作るときに、長さを指定する欄があるんだ。

そこに5分と入れるよね。ところが出てくるのは3分前後ということが多かったんだ。私の感覚では、5分に届くのは半分もなかったと思うよ。

⚠️ 手元に残っている曲を数えてみたんだ。6月から8月にかけて作った955曲だよ。

平均の長さ   2.5〜3.0分
4分を超えたもの 3.7%
5分を超えたもの 0.7%

⚠️ ここは正直に書くね。この955曲が、全部5分指定で作ったものかは確認できていないんだ。長さを指定せずに作ったものも混ざっているはずだよ。

だからこの数字は「指定が効かなかった証拠」ではないんだ。ただ「長い曲はほとんどできていなかった」という事実ではあるんだよね。

2. Sunoがv6になったんだよ

そのSunoが、新しい版になったんだ。v6だよ。

⚠️ 今朝あらためて画面を開いて確かめたら、選べる版はv6だけになっていたんだ。前の版はもう選べないんだよね。

新しい設定も増えていたよ。「Maxモード」という項目が追加されていたんだ。前回私が触ったときには無かったものだよ。

そして肝心の長さの指定だけど――こちらはちゃんと残っていたんだ。

3. 実際に10曲つくって、確かめてみたよ

「新しくなったなら、長さの指定も効くようになったんじゃないか」――そう思ったので、確かめたんだ。

条件はこうだよ。

スタイル  同じものに固定(穏やかなピアノ系)
歌詞    空(=演奏だけの曲になる)
長さ    指定を変えて2種類
測り方   できあがった曲の長さを画面で読む

結果はこうだったよ。

3分と指定 → 3:00 3:00 3:00 3:00  4曲すべて一致
5分と指定 → 5:00 5:00 5:00 5:00  4曲すべて一致
5分+Maxモード → 5:00 5:00      2曲とも一致

――10曲すべて、指定どおりだったんだ。

私は正直、驚いたよ。前は5分と入れても3分で出てきたんだからね。

4. ⚠️ 途中で、Sunoのせいにしかけたんだよ

ここで、恥ずかしい話を書いておくね。

最初の4曲が3分だったよね。あれ、実は5分でやるつもりだったんだ。

私は長さの欄に5分と入れたつもりで、生成ボタンを押したんだよ。そして出てきたのが3分。そのとき私はこう思ったんだ。

「やっぱりv6でも、5分指定は効かないんだな」

――違ったんだ。

よく見たら、入力欄が3分に戻っていたんだよ。私の入れ方が悪くて、そもそも5分になっていなかったんだ。指定が効かなかったのではなく、指定できていなかったんだよね。

⚠️ もしあのまま書いていたら、Sunoに濡れ衣を着せる記事になっていたんだ。

先日の記事で「断られた理由を確かめよう」と書いたけれど、これはその裏返しだね。うまくいかないとき、まず疑うべきは自分の操作のほうなんだ。

――そして怪我の功名なんだけど、この4曲のおかげで「3分と指定すれば3分になる」という比べる相手ができたんだよ。5分だけ当たったのではなく、指定した値に合わせてくると言えるようになったんだ。

5. 長さの指定は、どこにあるのか

場所が分かりにくいので書いておくね。

作成の画面で、下のほうにある「その他のオプション」を開くんだ。すると設定がいくつか出てくるよ。

ボーカル性別
長さ ← ここ
Maxモード
奇抜さ
スタイルの影響

「長さ」のところにAutoカスタムがあるんだ。カスタムを選ぶと、時間を入れる欄が出てくるよ。

⚠️ 入れ方に少しクセがあるんだ。「5:00」のように、コロンで区切って入れるんだよね。数字だけ打つと思ったとおりにならないことがあるよ。

そして⚠️ 入れたあと、値がそのまま残っているか目で確かめてほしいんだ。私はここで失敗したからね。

6. ⚠️ この記事の限界を書いておくね

数字を出したので、どこまで言えてどこから言えないかもはっきりさせておくよ。

言えること

今朝の時点で、10曲すべてが指定どおりの長さになった

言えないこと

10曲では「確率」は語れない
もし成功率が半々なら、10回連続で当たる見込みは0.1%くらいだよ。
偶然とは考えにくいけれど、断定はできないんだ。

前の版と直接比べていない
前の版はもう選べないから、同じ条件で比べようがないんだよね。
比べているのは私の記憶と、手元の曲なんだ。

表示が「5:00」ちょうどすぎる
4曲とも秒までぴったりなんだよ。⚠️ 画面の表示が
丸められている可能性は残っているんだ。
本当の秒数はファイルを調べないと分からないよ。

――それでも、実際に作ってみる価値はあると思うんだ。前は5分の曲がほとんどできなかったんだからね。

7. 「Maxモード」は、いつ使うのか

v6になって、見慣れない設定がひとつ増えていたんだ。Maxモードだよ。

⚠️ 困ったことに、画面のどこにも説明が書かれていないんだよね。「Maxモード」という名前と、「オフ/オン」の切り替えがあるだけなんだ。

だから2つやったよ。実際に試すことと、公式の説明を読むことだ。

試した結果:長さは変わらなかった

条件は同じまま、Maxモードだけをオンにして2曲作ったよ。

5分指定+Maxモード → 5:00 5:00

――長さは指定どおりだったんだ。オフのときと同じだよ。

公式に書いてあったこと

Sunoの公式のよくある質問に、こう書いてあったんだ。

うまく仕上げるために、より多くの計算を使うオプション
より多くのクレジットを消費する
・向いている場面は次の4つ
① 2分より長い曲
② カバーを、元の曲に近づけたいとき
③ ある曲のスタイルを、別の曲に移すとき
④ 曲を通して、ボーカルとスタイルを一定に保ちたいとき
・短い曲や思いつきなら、標準モードで十分

⚠️ 「クレジットが2倍になる」と書いている解説も見かけたよ。でも公式には倍率が書かれていなかったんだ。だから私は「多く使う」までにしておくね。

⚠️ ここで、自分の勘違いに気づいたんだ

私は最初、この章にこう書こうとしていたんだよ。

「長さは変わらなかった。だから長い曲がほしいだけならオフでいい

――これ、間違いだったんだ。

公式は「2分より長い曲」を推奨用途の1番目に挙げているんだからね。私の結論と正反対だよ。

⚠️ どこがずれていたのか。「長さ」と「長い曲の中身」を、同じものだと思っていたんだ。

私が測ったもの → 曲の長さの数字(5:00になるか)
公式が言っているもの → 長い曲で中身が崩れないか

別のことなんだよね。

5分の曲は、Maxモードがオフでも作れるんだ。⚠️ でもその5分が、最後まで同じ調子で続くかは――私はまったく測っていないんだよ。

④の「曲を通して一定に保つ」が、まさにそこなんだ。

じゃあ、いつ使えばいいのか

公式の書き方を私なりに読むと、こうなるね。

使う → 2分より長い曲/カバー/スタイルを移す/通して一定にしたい
使わない → 短い曲/とりあえず形が見たいだけのとき

⚠️ 私の用途(作業用BGMを長く作る)は、1番目にそのまま当てはまるんだよ。今まで知らずにオフで作っていたんだよね。

――ただしクレジットは多く使うんだ。だから私はこうしようと思っているよ。

試作は標準モード。気に入った1曲を作り直すときだけMaxモード

何度も作り直す段階で毎回多く払うのは、もったいないからね。当たりが見えてから、そこに寄せるんだ。

⚠️ 説明の無い設定は、触られないんだよ

最後にひとつ思ったことを書くね。

この設定、画面には名前しか出ていないんだ。何が起きるのか、いくら余分にかかるのか、その場では分からないんだよね。

⚠️ だからみんな初期設定のまま使うんだ。私もそうだったよ。記事を書くという理由がなければ、たぶん一生触らなかったと思うんだ。

――これ、自分が作る側になったときの教訓でもあるよね。説明を書かない機能は、無いのと同じなんだ。

8. ⚠️ 無料で試せる期間が、2日だけあったんだよ

ひとつ、間に合わなかった話を書いておくね。

私が確かめた9月13日の朝、Sunoの画面にこう出ていたんだ。

「クレジット不要の制作でv6を体験しよう」
残り 1日17時間ほど

⚠️ つまり9月15日の未明まで、v6を試すのに費用がかからなかったんだよ。

――そしてこの記事が出るころには、もう終わっているんだ。私が書くのに手間取ったせいでね。

⚠️ でも、終わったからこそ書いておきたいことがあるんだ。

この期間、たった2日しかなかったんだよね。画面を開いた人にしか見えない案内だったんだ。知っていれば無料で試せたのに、知らなければ気づかないまま過ぎていく――そういう類のものだよ。

私が気づけたのは、たまたまその日に画面を開いたからなんだ。特別な情報源があったわけじゃないんだよ。

⚠️ だから教訓めいたことを言うつもりはないんだ。「毎日チェックしよう」なんて、続くわけがないからね。

ただひとつだけ言えるのは――使っている道具の画面は、たまに端から端まで見てみるといいということなんだ。

私はいつも「作成」ボタンの周りしか見ていなかったよ。今回たまたま全体を読んだから、無料の案内にも、Maxモードという新しい設定にも気づけたんだ。

いつもの操作をしているかぎり、いつもの場所しか見ないんだよね。

9. 長い曲がほしい理由は、実は別のところにもあるんだよ

最後にひとつだけ。

ここまで「繰り返しが気になるから長い曲がいい」と書いてきたよね。でも実はもうひとつ理由があるんだ。

つなぎ目が減ることなんだよ。

2時間ぶんのBGMを作るとき、3分の曲だと40回つなぐことになるんだ。5分なら24回だね。⚠️ つなぎ目は、そのたびに違和感が出る場所なんだよ。音量が変わったり、静かになったりね。

つなぎ目の数を減らすのがいちばん確実な対策なんだ。音を加工して滑らかにするより、そもそも数を減らすほうが効くんだよね。

――これ、仕事でも同じだと思わないかな。受け渡しが多いほど、事故は増えるんだ。工夫して受け渡しを上手にするより、受け渡しの回数を減らすほうが早いことがあるんだよ。

結論:v6では、指定した長さで出てきたよ

今日の話をまとめるとこうだよ。

① ポモドーロ用のBGMは長い曲のほうがいい(繰り返しとつなぎ目が減る)
② 前は5分と指定しても3分前後で出てくることが多かった
③ 手元の955曲は5分超えが0.7%(⚠️ ただし全部が5分指定とは限らない)
④ v6で試したら10曲すべて指定どおり(3分→3分、5分→5分)
⑤ ⚠️ 私は途中で自分の入力ミスをSunoのせいにしかけた
⑥ 設定は「その他のオプション → 長さ → カスタム
⑦ ⚠️ 入れたあと値が残っているか目で確かめる
Maxモードは長さの数字には影響しなかった。⚠️ ただし公式は「2分より長い曲」に推奨している
⑨ ⚠️ 「長さ」と「長い曲の中身が崩れないか」は別の話。私が測ったのは前者だけ
⑩ ⚠️ 10曲では確率は語れない。断定はしない
⑪ ⚠️ 使っている道具の画面は、たまに端から端まで見る(無料の案内も新設定もそこにあった)

私はこの結果を見て、もう一度ちゃんと試してよかったと思ったんだ。

⚠️ ずっと「Sunoは長い曲が苦手」と思い込んでいたからね。その思い込みは、去年の話だったかもしれないんだよ。

道具は黙って新しくなるんだ。そして私たちの評価だけが古いまま残るんだよね。

後輩A君も、「これは前に試してダメだった」と思っている道具があったら――いつダメだったのか、思い出してみようか

半年前なら、もう別のものかもしれないよ。

よくある質問

Q1. 何分まで指定できますか?

今回は3分と5分しか試していないんだ。⚠️ 上限までは確かめていないよ。長い曲がほしいなら、まず自分がほしい長さで1曲試してみるのが早いと思うんだ。指定どおりに出るかどうかは、1曲作ればすぐ分かるからね。

Q2. 長い曲は、音の質が落ちませんか?

今回は長さだけを見ていて、音の良し悪しは比べていないんだ。⚠️ そこは正直に書いておくね。気になるなら、同じスタイルで3分と5分を1曲ずつ作って、聴き比べてみるといいと思うよ。

Q3. 演奏だけの曲(歌なし)はどう作るんですか?

歌詞の欄を空のままにするんだ。それだけだよ。⚠️ 逆に言うと、歌ってほしいのに歌詞を入れ忘れると演奏だけの曲になってしまうんだよね。これは前に書いた記事で詳しく触れているよ。

Q4. 結局、Maxモードは使ったほうがいいですか?

2分より長い曲を作るなら、使ったほうがいいと公式には書かれているよ(7章)。⚠️ ただしクレジットを多く使うんだ。私のおすすめは試作は標準、気に入った1曲を作り直すときだけMaxだね。⚠️ なお私が実際に確かめたのは長さの数字だけで、音の質までは比べていないよ。

【本日のミッション:思い込みの日付を確かめようか】

  • ☐ 「前に試してダメだった」と思っている道具を、ひとつ思い出してみようか
  • ☐ それはいつのことだったか、考えてみようか
  • ☐ (後輩A君へ)半年以上前なら、もう一度だけ試してみようか道具は黙って新しくなるんだよ

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