【AI活用】AIに「これやっていい?」と聞いたら、規約を読みに行ってくれたよ。「根拠を調べて」の一言が身を守る話

AI活用

おはよう、後輩A君。

今週は「公開」にまつわる話が続いたね。SNSアカウントの罠、フォームに来たスパム。今日はその締めくくりとして、「公開する前に、ルールを確かめる」話をするよ。先週、私はAIのおかげで、危ないところで踏みとどまれたんだよ。

1. 「このリンク、貼っていいのかな?」から始まったんだよ

私が参加しているコミュニティに、メンバーがノウハウ記事を投稿できるサービスがあるんだよ。そこに記事を書いて公開する準備をしていたとき、ふと思いついたんだよね。「記事の最後に、自分のブログへのリンクを貼っておけば、読んだ人がブログにも来てくれるんじゃない?」って。

我ながら名案だと思ったよ。実際、前に公開した記事には、もうリンクを貼ってあったしね。でも、なんとなく胸の奥に引っかかりがあって、AIにこう聞いてみたんだよ。

ノウハウ記事の中に自分のブログへのリンクを入れるのは、良くないかな?

2. AIは即答せず、規約を読みに行ったんだよ

ここでAIがどうしたかというと、「たぶん大丈夫ですよ」とも「やめたほうがいいですよ」とも即答しなかったんだよ。代わりに、そのサービスの公式ヘルプページを実際に開いて、投稿ルールの原文を確認しに行ったんだよね。

そして返ってきた答えが、これだよ。

結論から言うと、入れないほうがいいです。禁止事項に「投稿者本人の収益につながるリンク」「ご自身のブログやSNSへのリンク」が明記されています。違反すると掲載停止になる可能性があります。

ヒヤッとしたよ。「読者にも便利だし、いいことでしょ」くらいに思っていた行為が、規約でははっきり禁止されていたんだからね。しかも私のブログはこれから広告を貼る予定だったから、「収益につながるリンク」にド真ん中で該当するところだった。前に貼ってしまっていたリンクも、その日のうちに削除したよ。教えてもらわなかったら、知らないまま違反を積み重ねていたんだよね。

3. 怖いのは、AIが「それっぽく」答えるときなんだよ

この話のポイントは、実はここからなんだよ。

AIは、聞かれたら何かしら答えてくれる。でもその答えには、2種類あるんだよ。「調べた答え」と「それっぽい答え」だね。AIは知らないことを聞かれても、記憶の中のそれらしい知識をつなぎ合わせて、自信たっぷりの文章を作れてしまう。今回のケースなら「一般的にコミュニティサービスでは、宣伝目的でなければ問題ないことが多いですよ」みたいな、もっともらしいけど根拠のない答えが返ってくる可能性も十分あったんだよ。

それを防ぐ合言葉が、これなんだよ。

憶測ではなくて、公式の規約やヘルプを実際に確認してから答えて。根拠になったページも教えて。

「調べてから答えて」と明示的に頼む。たったこれだけで、AIの返事は「それっぽい作文」から「裏付けのある報告」に変わるんだよ。最近のAIはインターネットを見に行けるから、この頼み方ができるようになったんだよね。

4. 「調べてから答えて」が効く場面は多いんだよ

この合言葉、規約以外にもいろんな場面で使えるんだよ。私がよく使うのはこのあたりだね。

  • サービスの規約・ガイドライン:「これは禁止されていない?」
  • 料金・プランの内容:「この機能は無料枠で使える?」(サービスの値段や条件はしょっちゅう変わるから、AIの記憶だけだと古いことがあるんだよ)
  • ソフトの仕様や設定方法:「今のバージョンでもこの手順で合ってる?」

共通しているのは、「間違えたら損害があること」と「答えがどこかに文書として存在すること」だね。この2つがそろう質問は、必ず「調べてから答えて」を付ける。逆に、アイデア出しや文章の相談みたいな「正解がないこと」は、AIの頭の中の知識で十分なんだよ。

5. ルールは「知らなかった」では守れないんだよ

今回の一件でしみじみ思ったのは、ルールを確認する責任は、AI時代になっても人間の側にあるということなんだよ。「AIが大丈夫って言ったから」は、言い訳にならないんだよね。

でもね、逆に言うと、確認のコストは劇的に下がったんだよ。昔なら、長い規約ページを自分で探して、読んで、自分のケースに当てはめて――と30分はかかった作業が、「調べてから答えて」の一言で数分になる。面倒だから確認しない、が起きなくなる。これがAIと一緒にルールと付き合う、一番の恩恵だと思うんだよ。

結論:大事な判断の前は「根拠を調べて」の一言なんだよ

AIの返事には「調べた答え」と「それっぽい答え」が混ざっている。だから、お金・規約・契約みたいな大事な判断の前は、「憶測じゃなくて、根拠を調べて答えて」と一言添える。そして返ってきた根拠のページを、自分の目でもチラッと確認する。

この小さな習慣が、「知らなかった」の事故からあなたを守ってくれるんだよ。後輩A君も、次にAIへ「これやっていい?」と聞くときは、合言葉を添えてみようか。返事の質が変わるのが、はっきり分かるはずだよ。

よくある質問

Q1. AIが本当に調べたのか、それっぽく答えただけなのか、見分けられる?

一番簡単なのは「根拠になったページのURLを教えて」と頼むことだよ。実際に調べたなら具体的なページを示せるし、そのページを自分で開けば裏が取れる。URLが出てこない、開いたら書いていない――そんなときは「それっぽい答え」を疑おうか。

Q2. 「調べて」と頼んでも、間違えることはない?

あるよ。古いページを見ていたり、読み違えたりすることはゼロじゃない。だから最終確認は自分の目で、が原則だね。ただ、何も頼まない場合に比べたら、間違いの確率は大きく下がるよ。「AIに調べさせて、人間が最終チェック」の分担が現実的なんだよ。

Q3. どんな質問のときは、必ず「調べて」を付けるべき?

お金に関わること、規約・契約に関わること、法律や税金に関わること、健康に関わること。この4つは必ず付けようか。そして法律・税金・健康は、AIで下調べをした上で、最後は専門家に確認するのが鉄則だよ。

Q4. 規約って全部読まないとダメなの?正直、長すぎて読めないよ

全部読むのは現実的じゃないよね。だからこそAIの出番なんだよ。「この規約の中で、私が◯◯をする場合に関係する部分だけ抜き出して、平易に説明して」と頼めば、自分に関係あるところだけ数分で把握できる。読まない、ではなく、AIと一緒に読む、に変えようか。

【本日のミッション:合言葉を1回使ってみようか】

  • ☐ 今使っているサービスについて、気になっていたことを「規約を確認してから答えて」とAIに聞いてみようか
  • ☐ 返ってきた答えの根拠ページを、自分の目でも開いて確認してみようか
  • ☐ (後輩A君へ)「AIが言ってたから」を卒業しようか。根拠まで見る人は、AI時代に一番強いんだよ

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