【AI活用④】AIに「もっと調べて」と言い続けたら、写真の場所がここまで特定できたんだよ

AI

おはよう、後輩A君。

前回ね、52枚の写真をAIに整理してもらった話をしたよね。武蔵野線を「大阪駅」と断言されたり、中本の北極ラーメンを「麻婆豆腐」と判定されたりして、GPS情報なしのAI写真整理のリアルな限界が見えた回だったんだよ。

今回またやってみたんだけど、前回とは展開がかなり変わったんだよ。そしてその変化は、私が「諦めないでもう一回聞いてみた」ことで起きたんだよね。

1. 前回と何が変わったか話そうか

前回は52枚、全部GPS情報なしだったんだよ。だからAIは画像を目で見て場所を推測するしかなくて、それが笑えない誤判定につながったんだよね。

今回は22枚。同じように「ファイル名を撮影日+撮影場所+撮影対象に正規化して」とお願いしたんだよ。

するとAIが全ファイルのEXIFを確認して……

「全ファイル、GPS情報がありません」

前回と同じ返答が来たんだよ。ここで私は「あれ、でも後半の写真は位置情報をオンにして撮ったはずなんだけど」と思ったんだよね。

2. 「全部GPS情報なし」——本当に?

ここが今回のポイントなんだよ。

AIは最初に22枚のEXIFをざっと確認して、「全部GPS情報なし」と報告してきたんだよ。でもよく考えると、2月に撮った雪まつりの写真はGPSをオフにして撮っていたけど、4月の写真はオンにして撮っていたんだよね。

GPS情報がある画像とない画像が混在していると、AIは「全体的にない」と判断してしまいやすいんだよ。

前半の多数派(GPS情報なし)に引っ張られて、後半の少数(GPS情報あり)を見落としてしまったんだよね。

私が「後半の写真にはGPS情報があるはずなんだけど、もう一度1枚ずつきちんと確認してみて」と伝えたら——今度はちゃんと1枚ずつ全部調べ直してくれて、こんな座標が出てきたんだよ。
5枚のファイルからGPS座標が取得できました。
5枚から座標が取れたんだよ。最初の「全部なし」は何だったんだってなるよね。

3. GPS座標から市区町村まで特定できたんだよ

取れた座標を見ると、全部が 43°N、141°E 付近——これは確実に札幌市エリアなんだよ。

次にAIが逆ジオコーディング(座標→住所変換)を試みたんだけど、外部APIへのアクセスが制限されていてそのままでは住所が取れなかったんだよ。それでもAIは諦めずに、ウェブ検索で各区の役所の緯度経度データを調べて、座標との距離を比較して場所を絞り込んでいったんだよ。

その結果——

豊平区役所の座標(北緯43°01’53″、東経141°22’48″)に最も近い。
この5枚は札幌市豊平区で撮影したものと推定されます。

前回、武蔵野線を「大阪駅うめきた地下ホーム」と呼んでいたのが嘘のような精度なんだよ。GPS座標さえ取れれば、市区町村まで正確に特定できるんだよね。

4. 画像に写った情報でも場所が特定できるものがあったんだよ

GPS情報がなかった写真も、今回は前回より精度が上がったんだよ。

2月12日の写真では、「スノーサンド」という看板と青いクレーンが写っていた写真と、さっぽろテレビ塔が写っていた写真が——

「さっぽろ雪まつり大通会場、札幌市中央区」と正確に判定されたんだよ。

画像内にテキスト情報(看板)や特徴的なランドマークが含まれていれば、GPSがなくても視覚情報から場所を絞り込めるんだよね。前回「EF210が写ってたら大阪に引っ張られた」のと対照的に、今回は雪まつりの看板という明確な根拠から正解を出せたんだよ。

一方で、ラーメンの写真や特に目印のない風景写真は「不明」のままになったんだけど——これはAIのせいじゃなくて、判断材料がないから仕方ないんだよ。前回みたいに「それっぽい場所」を自信満々に間違えるよりも、「不明」と正直に言ってくれる方がずっとマシだったりするんだよね。

以下、正規化の結果。

5. 「諦めないで聞き直す」ことがAIを正しく動かすんだよ

今回の体験で一番伝えたいのはここなんだよ。

AIが「GPS情報がありません」と言った時、そこで終わりにしていたら、5枚分の正確な位置情報は永遠に取れなかったんだよ。でも「後半にはあるはずだからもう一度全部確認して」と伝えたら、ちゃんと出てきたんだよね。

AIは「聞かれた範囲で最善を尽くす」機械なんだよ。最初に全体をざっと見て「なさそう」と判断したら、そこで終わりにしようとする。でも「もっとちゃんと調べて」と言われると、今度は1枚1枚丁寧に確認し直してくれるんだよ。

途中で諦める人は絶対いると思うんだよ。「AIに聞いたけど場所わからないって言われた」って。でもね、「他に特定できる方法はない?」「もう一回全部確認して?」って聞いてみることが大事なんだよ。

これってAIだけじゃなくて、検索エンジンでも、人に質問するときでも同じことが言えるんだよね。一回目の答えが全てじゃない。もう一歩踏み込んで聞いてみることで、見えてくるものがあるんだよ。

結論:AIの「できません」は会話の終わりじゃなくて、始まりなんだよ

前回と今回を並べてみるとこんな感じなんだよ。

  • 前回:全GPS情報なし → AIが画像だけで推測 → 誤判定多発(武蔵野線→大阪、中本→麻婆豆腐)
  • 今回:GPS情報あり・なし混在 → 最初「全部なし」と誤報 → 「もう一度確認して」で精度高く特定

精度が上がった理由は二つ。一つはGPS情報が一部の写真に入っていて、それが取れたこと。もう一つは、諦めずに「もう一度確認して」と言い続けたことなんだよ。

後輩A君も、AIに「できません」「わかりません」と言われたとき——「他に方法はある?」「もう一回全部見直して?」と一回だけ言ってみようか。その一言で、答えが変わることがあるんだよ。

【本日のミッション:AIに「もう一回確認して」と言ってみようか】

  • ☐ AIが「できません」と言ったとき、別の角度から聞き直してみようか
  • ☐ 写真整理をするなら、GPS情報がある写真とない写真を分けて確認してみようか
  • ☐ (後輩A君へ)AIの最初の答えに満足しないでみようか。「全部確認した?」の一言が、結果を変えることがあるんだよ

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