【仕事効率化】エクセルの関数はClaudeに作ってもらおうか。「関数名を知らなくていい」時代の仕事術

Excel

おはよう、後輩A君。

エクセルの関数、ネットで「SUMIF 使い方」とか調べて、コピペして、自分の表に合わせて直して…って消耗していないかい?今日はね、その作業がまるごと要らなくなる話をするよ。Claudeに「やりたいこと」を日本語で言うだけで、関数を作ってくれるんだ。

しかも今日は、私が用意した架空の「売上管理表」を実際の題材にして、どんな風に頼むのかを具体的に見せていくよ。一緒に手を動かしてみようか。

1. まず「関数名を知らなくていい」って話なんだよ

ここが一番の革命なんだ。今までは「合計したい」と思ったら、まずSUMIFという関数名を知っていないと始まらなかったよね。でもClaudeには、関数名なんて知らなくていい。自分が困っていることを、そのまま日本語で言えばいいんだよ。

今日使うのは、この2枚のシートだよ。受注日・担当者・商品コード・数量・ステータスが並ぶ「売上データ」と、商品コードごとの単価をまとめた「商品マスタ」。どこの職場にもありそうな表だね。

Claudeに渡すサンプルの売上データと商品マスタの表

この表で「完了したぶんだけ数えたい」と思ったら、Claudeにこう言うんだ。

E列が「完了」の行だけ、D列の数量を合計する数式を教えて。

そうすると、こう返ってくるよ。

=SUMIF(E:E,”完了”,D:D)

「SUMIF」なんて単語、こっちは一言も言っていないよね。Claudeが「それならSUMIFだね」と勝手に選んでくれるんだ。しかも「この式はE列が完了の行を探して、その数量を足しています」って、意味まで説明してくれるんだよ。

2. 別表から単価を引っ張る(あの「VLOOKUPの壁」だね)

次は、多くの人がつまずく「別の表から値を持ってくる」やつだよ。商品コードはあるけど単価は別シート(商品マスタ)にある、っていうあの状況だね。こう頼んでみよう。

「商品マスタ」シートにA列=商品コード、C列=単価があります。売上データのC列の商品コードを使って、対応する単価をF列に持ってくる数式を教えて。

返ってくる式はこれだよ。F2に入れて下にコピーすれば、全部の行に単価が入る。

XLOOKUPで商品コードから単価を自動取得した例

「うちのエクセルは古くてXLOOKUPが使えない」と返せば、ちゃんとVLOOKUP版(=VLOOKUP(C2,商品マスタ!A:C,3,FALSE))に書き直してくれる。こっちの環境に合わせて直してもらえるのが、対話のいいところなんだよね。

3. 「完了」のぶんだけ合計する(SUMIF)

さっき1番で出てきたSUMIF、実際に使うとこうなるよ。全20件のうち、ステータスが「完了」の行だけ、数量を合計してくれるんだ。

SUMIFでステータスが完了の行だけ合計した例

「未完了は除いて、終わったぶんだけ集計したい」――こういう”条件つきの合計”は、月次の集計でしょっちゅう出てくるよね。手で数えていたら日が暮れるけど、Claudeに頼めば一瞬で式が出てくるんだ。

4. 担当者の重複・回数を数える(COUNTIF)

「この名簿、同じ人が何回も出てくるな…」というとき。担当者ごとに何件あるかを数えてみよう。

B列の担当者が、それぞれ何回出てくるか数える数式を教えて。

COUNTIFで担当者の出現回数を数えた例

「2回以上の人だけ知りたい(重複チェックしたい)」なら、=COUNTIF(B:B,B2)>1 と頼めば、重複している人に「TRUE」が出る形にもできるよ。やりたいことに合わせて、言い方を変えるだけなんだ。

5. コツは「自分の表の形」をひとこと添えることだよ

気づいたかな。さっきから私はぜんぶ「A列に受注日、B列に担当者…」って、表の形を先に伝えているよね。これがコツなんだ。

Claudeはこっちの画面が見えていないから、列の構成を教えてあげると一発で正しい式が返ってくる。逆に「合計する式教えて」だけだと、どの列か分からなくてズレることがある。「どの列に何が入っているか」を一言添える――これだけで精度がまるで変わるんだよ。

それでも結果がおかしかったら、「列がズレてた」「全角スペースだった」と返せばいい。会話で詰めていけるのが、ネットで数式をコピペするのとの決定的な違いなんだよね。

6. エラーが出ても、そのまま貼れば直してくれる

#N/A とか #REF! とか、あの呪文みたいなエラー。あれもね、出た数式をそのままコピペして「これエラーが出るんだけど」と言うだけでいい。

=IFERROR(XLOOKUP(C2,商品マスタ!A:A,商品マスタ!C:C),”該当なし”)

こんな風に「該当がなければ”該当なし”と表示する」形に直してくれる。エラーの意味も教えてくれるから、直すたびに自分が少し賢くなるおまけ付きなんだよ。

ひとつだけ約束してほしいのは、会社の機密データや個人情報は、そのまま貼らないこと。今日みたいに「列の形」やダミーデータだけ伝えれば、数式は十分作れるからね。ここは大事だから守ってほしいんだ。

7. 他にもこんなことができる(早見表)

同じ要領で、こんな”言い方”でも数式を作ってもらえるよ。

Claudeにこう言えば こんな数式が返ってくる
未完了の件数を数えたい =COUNTIF(E:E,”未完了”)
金額(単価×数量)を出したい =XLOOKUP(C2,商品マスタ!A:A,商品マスタ!C:C)*D2
受注日の「月」だけ取り出したい =MONTH(A2)
受注日から30日後を支払期限にしたい =A2+30
「佐藤 太郎」さんの数量だけ合計したい =SUMIF(B:B,”佐藤 太郎”,D:D)
完了率(完了÷全体)を出したい =COUNTIF(E:E,”完了”)/COUNTA(E2:E21)

8. よくある質問(FAQ)

Q1. 古いExcelで「XLOOKUPが使えない」と出ます。

A. 「XLOOKUPが使えないバージョンなので、VLOOKUPで教えて」と返せばOKだよ。=VLOOKUP(C2,商品マスタ!A:C,3,FALSE) のように書き直してくれる。

Q2. もらった数式の意味がわかりません。

A. 「この式を、エクセル初心者向けにやさしく説明して」と聞けばいいんだ。一個ずつ噛み砕いて教えてくれるよ。

Q3. 会社のデータをそのまま貼っても大丈夫?

A. 機密情報・個人情報はそのまま貼らないようにしようか。列の構成や、中身を架空に置き換えたダミーで十分に式は作れるよ。

Q4. 式は合ってそうなのに、結果がズレます。

A. たいてい原因は「列がズレている」「全角と半角のスペースの違い」「コピーしたとき参照がずれる(絶対参照$が必要)」のどれかだよ。その状況をそのまま伝えれば、直した式をくれる。

結論:エクセルは「覚える」から「相談する」に変わったんだよ

関数を暗記して、調べて、コピペして消耗する時代は終わったんだ。やりたいことを日本語で言って、表の形を添えて、出てきた式を試す。これだけで、今まで30分悩んでいた作業が3分で終わるようになる。後輩A君も、次にエクセルで手が止まったら、まずClaudeに相談してみようか。

【本日のミッション:エクセルの関数をClaudeに作ってもらおうか】

  • ☐ 手元の表で「○○したい」を1つ決めて、表の形を添えてClaudeに頼んでみようか
  • ☐ 出てきた数式の「意味」も聞いて、自分の言葉で理解してみようか
  • ☐ (後輩A君へ)大事なのは関数を覚えることじゃなく、「やりたいことを言葉にする力」なんだよ。それさえあれば、道具はいつでも助けてくれるからね

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