こんばんは、後輩A君。
日曜日の夜だね。
……テレビで『サザエさん』が終わってから、急に無口になったね。ため息ばっかりついて。
「あー、明日からまた仕事かぁ……」って顔に書いてあるよ。
特に君の場合、「明日の朝イチで、クライアントに送らなきゃいけないメール」のことで頭がいっぱいなんじゃない?
「忘れないようにしなきゃ」「9時に送信ボタン押さなきゃ」「寝坊したらどうしよう」
そんなことを考えてるから、せっかくの日曜の夜なのに、気が休まらないんだよ。
今日は、そんな君の憂鬱を吹き飛ばして、今すぐ布団に入って爆睡するための「予約送信(スケジュール送信)」の話をしよう。
1. 「明日やる」が脳を消耗させている、という話
いいかい、後輩A君。仕事のストレスの正体は、「未完了のタスク」が脳に残っていることなんだよ。
心理学に「ツァイガルニク効果」という言葉があってね。人間の脳は、完了していないことを自動的に記憶し続けようとする性質があるんだよ。「明日メールしなきゃ」と脳のメモリを使って覚えている状態そのものが、知らず知らずのうちにエネルギーを消耗させているんだよね。
だったら、今書いちゃえばいい。
「でも先輩、日曜の夜にメール送ったら、相手に迷惑だし『非常識なやつ』だと思われますよ…」
違う違う。「書く」のは今だけど、「届く」のは明日の朝にするんだよ。
2. 送信ボタンの横にある「▼」を知ってるか?
君の会社のメール、Google Workspace(Gmail)だよね?メール作成画面の青い「送信」ボタンの右側に、「▼」みたいな小さい三角があるの、知ってる?
ここをクリックすると、「送信日時を設定」っていうメニューが出てくる。これこそが、Googleがくれたタイムマシンだ。
手順はこうだよ。
- 今(日曜の夜)、メールを完璧に書き上げる
- 「送信」ボタンは押さず、右隣の「▼」をクリックする
- 「送信日時を設定」を選ぶ
- 翌朝の「9:00」を指定して決定する
これで完了。君が泥のように眠っていようが、満員電車に揺られていようが、明日の朝9時ジャストに、Gmail君が勝手にメールを届けてくれるんだよ。
この開放感、一度味わうとやめられないよ。
3. 実は相手への「配慮」にもなっているんだよ
これ、送る側だけが得をしているわけじゃないんだよね。
相手にとっても、日曜の夜にメールが届くのは「あ、返事しなきゃ…」とプレッシャーになることがあるんだよ。特に真面目な人ほど、休日に届いたメールを気にしてしまうんだよね。
予約送信で月曜の朝9時に届けることで、相手も「業務時間内に届いたメールだ」と自然に受け取れる。つまり、自分のストレスを減らしながら、相手への配慮もできるという一石二鳥なんだよ。
「仕事の速い人」は、自分の効率だけじゃなく、チーム全体のリズムも考えているんだよね。
4. OutlookやSlack・Teamsでも全部できるぞ
「先輩、僕の部署はOutlookなんですけど…」「連絡はSlackやTeamsなんですけど…」
安心して。この「予約送信」は、今の時代のビジネスツールの標準装備だよ。
- Outlook:メール作成画面の「送信」ボタンの▼をクリック→「送信日時を指定」。または「オプション」タブ→「配信タイミング」から設定できるよ
- Slack:送信ボタン(紙飛行機マーク)を長押しすると「メッセージをスケジュール」が出てくるよ
- Teams:送信ボタンを右クリックで「メッセージをスケジュール」が選べるよ
どいつもこいつも、「未来の自分に仕事を託す」機能を持っているんだよ。使わない手はないよ。
結論:日曜の夜は「未来への仕込み」で安眠を買おう
後輩A君、真面目な君は「朝の仕事は朝やらなきゃ」と思ってるかもしれない。でもね、機械にできることは機械にやらせればいいんだよ。
日曜の夜に5分だけ使って「予約送信」をセットしてごらん。「よし、明日の朝の仕事はもう終わってる!」そう思えたら、残りの日曜日、全力でゲームしたり映画を見たりできるんだよ。
月曜日の朝をロケットスタートさせるコツは、月曜日の自分を楽にさせてあげることなんだよ。
さあ、メールをセットしたら、スマホを置いてもう寝なさい。おやすみ。
【日曜夜のミッション:安眠への予約送信】
- ☐ 明日の朝イチで送る予定のメールを今夜書き上げてみようか
- ☐ 「送信」ボタンの横の「▼」を探して、翌朝9:00に予約してみようか
- ☐ OutlookやSlackでも同じ機能を探して試してみようか
- ☐ (後輩A君へ)予約送信をセットしたら、そのままPCを閉じて休んでみようか。「やるべきこと」が脳から消えると、驚くほどぐっすり眠れるんだよ


