おはよう、後輩A君。 金曜日だね。今週も一週間、本当にお疲れ様。
今日はね、昨日私が現場で直面した「理不尽な出来事」と、そこから君にどうしても伝えておきたいプロとしてのスタンスについて、少し時間をかけて話してみようか。
1. 情シスの調整ミスと、見えない「やむを得ない事情」
昨日はね、正直言ってすごく理不尽で、胃が煮えくり返るようなことが起きたんだよ。 私たちベンダーと直接やり取りをしているエンドユーザーの情シス(情報システム部)の調整ミスが原因で、急遽こちら側の仕事がドッと増えてしまったんだよね。
最初は、情シスから全く納得のいく説明がされなかったんだよ。「とにかくやってくれ」というようなニュアンスでね。 システムを預かるプロとして到底納得がいかなかったから、私は自ら周りの関連部署へ足を運んで、一つひとつ話を聞きに回ったんだ。そうして泥臭く情報をかき集めて、ようやく「どうしても避けられない、やむを得ない事情」が背景にあったということがわかったんだよね。
2. 「なぜ、今なの?」すべてを受け入れるしかなかった屈辱
でもね、事情がわかった後も、私の心の中には強烈なモヤモヤと悔しさが渦巻いていたんだよ。
「そもそも、関係各所にヒアリングをして情報を整理するのって、情シスが本来するべき仕事じゃないの?なぜベンダーである私が情報を取りに走り回っているんだろう」という疑問もあった。 でも、それ以上に強かったのは「なぜ、今なの?」というやり切れない思いなんだよね。
もっと前の段階で、ほんの少しでも早く状況を共有してくれていれば、私たちもスケジュールを組み直したり、リソースを調整したり、いくらでも対応策を練ることができたはずなんだ。 でも、このギリギリのタイミングで言われてしまっては、もう何の調整もできない。ただただ、降ってきた膨大な作業をすべて受け入れて、自分たちの身を削って対応するしかなかったんだよね。
自分たちの責任ではないところでペースを乱され、ただ従うしかない。これって、誇りを持って仕事をしているプロとして、本当に屈辱的なことなんだよ。
3. 理不尽に怒るのは、君が仕事に真剣な証拠なんだよ
後輩A君。仕事をしていると、私たちがどれだけ完璧に準備をしていても、こういう理不尽なことってどうしても避けられない時があるんだよね。
そういう時、「仕事だから仕方ない」って、無理に感情を押し殺してロボットのようになる必要はないんだよ。 理不尽な要求に対して「ふざけるな」と腹が立ったり、悔しくてたまらなくなったりするのは、君が自分の仕事やチームの品質に強い責任を持って、誰よりも真剣に向き合っている証拠だからね。
だから、その瞬間は心の中で思いっきり怒ってもいいんだよ。悔しがってもいいんだよ。
4. 感情が収まったら、冷徹に仕事に集中しようか
でもね、一番大切なのは「その後」なんだよね。 ひとしきり怒って、感情がスッと収まったら、そこからはその理不尽な感情をスパッと切り離してほしいんだ。
いつまでも「あいつらが悪い」「納得いかない」と不満を引きずっていても、目の前のシステムは勝手に動いてはくれないよね。 感情が落ち着いたら、ただ目の前の「やるべき仕事」に100%の集中力を注ぐんだよ。怒りを静かなエネルギーに変えて、与えられたタスクを淡々と、そして完璧にこなす。それが、本当のプロフェッショナルとしての意地なんだよね。
5. 君には、周りを動かす「調整の達人」になってほしい
そしてね、今回の悔しい経験を通して、私は君に一つ強くお願いしたいことがあるんだ。 それは、君には将来、こういう理不尽な状況を未然に防げる「調整の達人」になってほしいということなんだよね。
仕事は、自分ひとりの技術や努力だけで完結するものではないんだよ。 自分の手元の作業だけを見るのではなくて、周りの人たちに早め早めに声をかけて、情報を共有して、関係者をどんどん巻き込んでいく。「あの部署、今ちょっと遅れているみたいだから、今のうちに確認しておこう」と先回りして動く。
そうやって自分だけでなく周りを動かして、みんなで仕事を進められる人がいれば、今回のような「今言われても困る」という最悪の悲劇は防げるんだよね。
結論:今日の仕事に、静かに集中しようか
今回の出来事は本当に屈辱的だったけれど、私たちがもっと強いチームになるための反面教師にしようか。
さあ、今日は金曜日だね。 理不尽な波は昨日で終わりにして、今日はしっかりと自分のタスクに集中して、スッキリした気持ちで週末を迎えようか。今日も一日、君のペースで進めていこうね。
【金曜日のミッション:周りを見渡してみようか】
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[ ] 理不尽なことが起きたら、一度深呼吸をして「怒っている自分」を客観的に認めてあげようか
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[ ] 感情が落ち着いたら気持ちを切り替えて、目の前のタスクだけに没頭してみようか
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[ ] (後輩A君へ)自分の作業だけでなく、関わる他のメンバーの進捗にも少しだけ目を向けて、早めの声かけ(調整)を意識してみようか


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