おはよう、後輩A君。
今週、私が続けてきた社内のAI勉強会が、第10回――つまり最終回を迎えるんだよ。この記事は、最終回を迎える前に書いているよ。10回の道のりで学んだことを、忘れないうちに書き残しておこうと思うんだよね。
1. 気づけば、10回も続いていたんだよ
始めたきっかけは単純でね。「AIエージェントのすごさを、仲間にも体験してほしい」。それだけだったんだよ。
ふりかえると、いろんな回があったなあ。みんなが実は最新のAIに触れたことがなくて驚いた回。発表会で「一言お願いしたらゲームができた」と目を丸くしてもらった回。「勉強会の日は早退させてください」と言ってくれた人がいた回。宿題の発表をきっかけに、業務の自動化アイデアが飛び出した回。教材も、録画も、復習資料も、AIと一緒に作り続けた10回だったんだよ。
そして最終回のテーマは「集中豪雨アラート報告の半自動化」。実際の業務をAIで楽にする、集大成にふさわしい宿題発表なんだよ。
2. 学び①:教える人が、一番学ぶんだよ
これは断言できるね。この10回で一番成長したのは、参加者じゃなくて私なんだよ。
人に説明するためには、自分があいまいに理解していることを全部つぶさないといけない。「なんとなく使えている」と「人に教えられる」の間には、大きな川が流れているんだよね。毎回その川を渡るたびに、私のAIの理解は深くなっていった。もし君が何かを本気で身につけたいなら、一番の近道は「人に教える側に回ること」だよ。
3. 学び②:「できた!」という体験は、偶然じゃなくて設計するものなんだよ
勉強会で一番大事にしていたのは、知識を伝えることじゃなくて、参加者が自分の手で「できた!」と声を上げる瞬間を作ることだったんだよ。
そのために、宿題の難易度を調整して、答えをあえて教えないで、発表の場を用意する。地味な仕込みだけど、この設計があるかないかで、学びの定着はまったく違ったんだよね。これはAIの勉強会に限らず、仕事で誰かに何かを引き継ぐときにも使える考え方だと思うんだよ。
4. 学び③:続けるコツは、気合いじゃなくて仕組みなんだよ
正直、10回続けるのは大変だったんだよ。仕事をしながら、毎回の資料と宿題を用意して、録画を編集して、復習資料を配る。気合いだけだったら3回で力尽きていたと思う。
続けられたのは、準備の流れを「仕組み化」して、AIに任せられる部分を全部任せたからなんだよ。録画の無音カットも、文字起こしも、復習資料の下書きも、AIがやってくれた。「継続は力なり」って言うけど、私は「継続は仕組みなり」だと思うんだよね。
5. なぜ同じ回を2日間開催し、録画と復習資料を残し続けたのか
この勉強会には、こだわっていた運営ルールが3つあったんだよ。同じ内容の回を必ず2日間(平日の夜と、土日の午前)開催すること。毎回録画を残すこと。そして要点をまとめた復習資料を配ること。正直、どれも手間のかかる仕事だったんだよね。
2日間開催にしたのは、平日の夜に出られない人でも、土日なら参加できるかもしれないからだよ。そのために自分の休日を使うことに、迷いはなかったんだよね。録画は、どうしても両日出られなかった人が後から追いつくため。復習資料は、人は一度聞いただけでは忘れるから。69分の録画をそのまま渡しても忙しい仲間は見返せないので、AIで文字起こしして要点だけの資料に変換するところまでやっていたんだよ。
この3つはバラバラの工夫に見えるけど、実は全部、たった一つの同じメッセージなんだよ。
「主体的に一歩踏み出してくれるなら、私は全力でサポートするよ」
時間が合わない、その日は都合が悪い、一度聞いたけど忘れた――参加できない理由は、先回りして全部つぶしておく。壁はこちらで取り除いておくから、あとは踏み出すかどうかだけ。それを言葉じゃなくて、行動で示したかったんだよね。
どれだけ使われたかは、正直わからない。でもね、「いつでも戻ってこられる道」を用意しておくことが、教える側の誠意だと思っていたんだよ。学びをその日限りのイベントで終わらせずに、あとから何度でも使える資産にする。これがこの勉強会の設計だったんだよ。
6. 最終回にやること。そして「一区切り」という言葉を選んだ理由だよ
最終回は、宿題の発表と、全10回のふりかえりと、最後の挨拶をする予定なんだよ。
「終了」じゃなくて「一区切り」という言葉を選んだのはね、学びそのものが終わるわけじゃないからなんだよ。私はこれからもAIと一緒に働き続けるし、それは仲間たちも同じ。勉強会という形がなくなっても、まいた種は、それぞれの場所で育っていくと信じているんだよ。
どんな最終回になるかは、まだわからない。それも含めて、楽しんでこようと思うんだよね。
結論:10回続けたこと、それ自体が財産なんだよ
成果がどれだけあったかは、正直まだわからないんだよ。でもね、ひとつだけ確かなことがある。何かを10回続けた経験は、誰にも奪えない財産だということだよ。
後輩A君も、何かを始めたら、まず10回続けてみようか。1回や2回でやめたら見えない景色が、10回目には必ず見えているんだよ。最終回が終わったら、その後の話もまた正直に書くね。
【本日のミッション:「10回」を数えてみようか】
- ☐ いま続けていることが、何回目まで来ているか数えてみようか
- ☐ まだ始めていないことがあるなら、「まず10回」を目標に設定してみようか
- ☐ (後輩A君へ)途中でしんどくなったら、気合いじゃなくて仕組みを見直すんだよ。それが続けるコツなんだよ
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