おはよう、後輩A君。 週末だね。今日は、私たちの現場に出入りしている、ちょっと変わった女の子「アリサちゃん」とのエピソードを通して、一癖ある人との上手な付き合い方について話してみようか。
1. 才色兼備の「問題児」をどう見るか
アリサちゃんは、発注元の会社に所属している若い女性なんだよ。有名私立大の大学院を卒業していて、資格もたくさん持っている才色兼備なんだけれど、性格がとてつもなく「お堅い」んだよね。 もし彼女が男性だったら、「拙者、〇〇でござる」なんて言い出しそうなほど、武士のような隙のない話し方をする子なんだよ。
彼女は融通が利かないせいか、所属会社では「扱いにくい問題児」として扱われていて、私のところに回されてきたような背景があるんだよね。 でもね、私は彼女と接するうちに気づいたんだよ。不器用で扱いにくいのは確かなんだけれど、彼女は一人のエンジニアとして、誰よりも「真摯に」仕事に向き合っているんだよね。
2. 真摯な相手には、真摯な評価と「崩し」で向き合おうか
仕事に真摯に向き合っている人には、こちらも真摯な態度で向き合う必要があるんだよ。 だから私は、彼女から評価を求められた時は、一切の遠慮をしないと決めているんだ。「良いものは良い」と褒めるし、時には「アリサちゃん、この資料はセンスがないよ。もっと美しくわかりやすくしなきゃ」と、冗談めかしながらもハッキリとダメ出しをするんだよね。
それに加えて、相手のお堅いペースに巻き込まれないための工夫もしているんだよ。 周りの人が「Bさん」と苗字で呼ぶ中、私だけはあえて「アリサちゃん」と呼ぶんだ。そして、彼女から電話がかかってきた時は、彼女が要件を話し出す前に「元気なさそうじゃん。何かあった?」と先制パンチを打つようにしているんだよね。 そうやってわざと彼女の用意したシナリオを崩すと、彼女も「普通の女の子」として真面目に答えてくれるんだよ。相手のペースを優しく崩して懐に入り込むのも、大切なコミュニケーションなんだよね。
3. 指示はしない。ただ、求められたら誠意で返す
先日、他の協力会社も交えた飲み会で、アリサちゃんの上司から「あの子の扱いがすごい。あそこまでできる人はなかなかいないよ」と評価してもらったんだよ。
私が彼女と上手くやれている一番の理由は、「リスクヘッジとしての線引き」をしっかりしているからかもしれないね。 彼女は私の会社の部下ではないから、私からは「こうしろ!」という指示や命令は絶対にしないんだよ。越権行為になって、お互いに被害を被ってしまうからね。 自分からはコントロールしようとしない。ただ、彼女が自分から「どうですか?」と評価や意見を求めてきた時だけ、全力の誠意を持って向き合う。この「大人の距離感」が、彼女にとっても心地良いんだと思うんだよね。
結論:関わった人には、幸せになってほしいんだよ
他社では評価が低くても、それはただ「彼女の活かし方」を知らないだけなんだよね。 後輩A君もこれから、周りから「扱いづらい」と言われる人と仕事をする機会があると思うんだ。そんな時は、相手の表面的な態度だけで判断せず、その奥にある真面目さを見つけて、適切な距離感で付き合ってみてほしいな。
私と関わった人には、みんなどこかで幸せになってほしいと思っているんだよ。 だからこそ、相手を理解し、お互いにとって一番良い関係を作れるプロフェッショナルでいようね。さあ、良い週末を過ごしてみようか。
【本日のミッション:相手の懐に入ってみようか】
-
[ ] 「この人は苦手だ」と思っている人の、仕事に対する「真面目な部分」を一つ見つけてみようか
-
[ ] 相手のペースになりそうな時、あえて雑談や少しの冗談を交えて「空気を和ませる」工夫をしてみようか
-
[ ] (後輩A君へ)部下や後輩ではない相手に対しては、命令ではなく「求められた時に全力で応える」距離感を意識してみようか


コメント