おはよう、後輩A君。
今日は最近読んだ本の話をしようか。倉貫義人さんの『管理ゼロで成果はあがる』という本なんだよ。「管理をなくして、本当に成果が上がるのか?」というタイトルへの疑問を抱えながら読んだんだけど、読み終わったら「これ、後輩A君にも読んでほしいな」と思ったんだよね。
1. まず著者の倉貫義人さんってどんな人なんだろうか
倉貫義人さんは、株式会社ソニックガーデンの創業者兼代表取締役社長なんだよ。大手SIerでプログラマやマネージャーとして経験を積んだ後、2011年に社内ベンチャーのマネジメント・バイ・アウトを行い、ソニックガーデンを設立した人なんだよね。
ソニックガーデンは「納品のない受託開発」という斬新なビジネスモデルで知られていて、月額定額で顧問プログラマを提供する会社なんだよ。「働きがいのある会社ランキング」でも入賞していて、その働き方が注目されているんだよね。
「管理しない」で成果を上げている会社の経営者が書いた本、というだけで読む価値があると思ったんだよ。
2. 「管理ゼロ」とはどういう意味か、本の核心を整理してみようか
この本で提唱されているのは、「見直す」「なくす」「やめる」という3つのステップなんだよ。
- 「見直す」:今やっている管理や評価の仕組みを一度ゼロベースで考え直す
- 「なくす」:不要な会議・ルール・承認フローを思い切ってなくす
- 「やめる」:「やって当然」と思っていた慣習を、あえてやめてみる
これを読んで、正直「うちの会社で通用するんだろうか?」と思ったんだよ(笑)。でも同時に、「そもそも今の管理って何のためにやってるんだっけ?」という問いを突きつけられた気がしたんだよね。
3. 特に刺さった「ふりかえり」と「そもそも」という考え方について話してみようか
この本の中で特に印象的だったのが、「ふりかえり」と「そもそも」という2つの概念なんだよ。
「ふりかえり」とは、定期的にチームで集まって、過去のプロジェクトを振り返り、改善点を見つけるやり方なんだよ。責める場ではなく、学びを得る場として機能させるのがポイントなんだよね。
「そもそも」は、問題にぶつかったとき「そもそもこれは必要なのか?」と根本から問い直す姿勢のことなんだよ。問題の表面だけを解決しようとせず、原因の原因まで掘り下げていく考え方なんだよね。
後輩A君、思い当たらないかな?「この書類、毎月作ってるけど誰が使ってるんだっけ?」「この会議、本当に必要?」って思ったこと、一度はあるんじゃないかと思うんだよ。あの違和感は正しいんだよ。「そもそも」を問い続けることが、仕事をシンプルにしていく第一歩なんだよね。
4. 自分の会社に取り入れられるか、実際に考えてみたんだよ
「管理ゼロ」をそのまま自分の職場に持ち込めるかというと、正直むずかしいと思うんだよ。会社の規模も文化も違うし、すべてを真似することはできないんだよね。
でも、「全部を真似しなくていい」というのがこの本の良いところでもあるんだよ。まずは「ふりかえり」だけやってみる、「そもそも」を口ぐせにしてみる、それだけでも変化が生まれるんだよね。
私が実際に取り入れてみたのは、週に一度、5分だけ「今週うまくいったこと・うまくいかなかったこと」を書き出すことなんだよ。たったそれだけなんだけど、やってみると「次に何を変えればいいか」が自然と見えてくるんだよね。
後輩A君も、いきなり全部変えようとしないで、一つだけ試してみようか。
5. エンジニアじゃなくても読む価値があるんだよ
「ソニックガーデンはIT企業だから、うちとは違う」と思う人もいるかもしれないんだよね。でも、この本が伝えているのは「人が自律的に動ける環境をどう作るか」というテーマで、業種は関係ないんだよ。
上司が細かく管理しなくても、メンバーが自分で考えて動いてくれる組織。それが理想だよね。そのために何が必要かを、丁寧に書いてくれている本なんだよ。
管理される側の後輩A君にとっても、「良いチームとはどんな状態か」「自分はどう動けばいいか」を考えるヒントが詰まっているんだよ。ぜひ読んでみようか。
結論:まず「そもそも」を口ぐせにしてみようか
『管理ゼロで成果はあがる』は、マネージャーだけでなく、すべての働く人に読んでほしい一冊なんだよ。「管理」という概念を疑うことで、仕事の無駄がどんどん見えてくるんだよね。
全部を真似しなくていい。でも「ふりかえり」と「そもそも」だけ持ち帰れば、明日から仕事の景色が少し変わるんだよ。
【本日のミッション:「そもそも」を一回使ってみようか】
- ☐ 『管理ゼロで成果はあがる』を本屋か図書館で手に取ってみようか
- ☐ 今週の仕事で「そもそもこれって必要?」と一度問い直してみようか
- ☐ 週に一度、5分だけ「うまくいったこと・うまくいかなかったこと」を書き出す習慣を始めてみようか
- ☐ (後輩A君へ)「管理される側」にいる今だからこそ、「良いチームの条件」を知っておくことに意味があるんだよ。将来必ず役に立つんだよね。

