おはよう、後輩A君。 水曜日だね。今日はまだ大事をとって在宅勤務にして、様子を見ることにしたけれど、体調はどうかな?
責任感の強い君のことだから「早く現場に戻りたい」と焦っているかもしれないね。でも、無理をしてぶり返してしまったら元も子もないからね。明日か明後日、君が万全の状態で復帰できるように慎重に判断させてもらったんだよ。今日はまず、自分の回復にだけ集中してみようか。
さて、君がいない間に、実は私、少しだけ落ち込むことがあったんだよ。 今日は、真面目な君がこれから先ビジネスの世界で心が折れてしまわないために、私自身の失敗談から学んだ「心を守る方法」について話してみようか。
1. 「現場のための正解」が、全否定される日
昨日ね、私は「これからの現場のために、絶対にこうするべきだ!」と思う改善案を一生懸命考えて、会社に提案したんだよ。 チームのみんなが同じ目標に向かって、当たり前の基準(標準)をクリアしていく。それがプロとして普通のことだし、現場の士気にも関わると思ったからね。
でも結果は、会社から「ルール上、それは相手に言えないからダメだ」って、ストップをかけられてしまったんだ。
「現場を良くしたい」という私の想いは、組織の契約やルールという大きな壁の前に、あっさりと跳ね返されてしまったんだよね。正直、すごく悔しかったし、「なんでわかってくれないの!」って、げんなりしてしまったんだよ。
2. 自分に「コントロールできること」と「できないこと」
君のように真面目で、仕事に責任感を持っている人ほど、「正しいこと(正論)」が通らない時、深く傷ついてしまうんだよね。「サボっている人が許されるなんておかしい」「なんで自分の想いが伝わらないんだ」って。
でもね、ビジネスの世界には、自分ではどうにもならない「コントロールできないこと」がたくさんあるんだよ。
例えば、「他人のやる気や行動」「他社の契約内容」「会社のルール」。 これらは、私たちがいくら怒っても、悲しんでも、直接変えることはできないんだよね。コントロールできないものを無理に変えようとすると、自分の心がすり減って、疲れ果ててしまうんだ。
3. 境界線を引いて、自分の「凡事徹底」に戻ろうか
じゃあ、どうすればいいのか。 悔しい思いをした時は、心の中に一本の「境界線」を引いてみるんだよ。
相手がどう動くか、会社がどう判断するかは、境界線の向こう側の話。 私たちが目を向けるべきなのは、境界線の内側にある「自分にコントロールできること」だけなんだよね。
他人がどれだけ手を抜いていても、会社のルールが理不尽でも、「自分自身の仕事の質を高めること」や、「君が無理をしないように在宅勤務の判断をすること」は、誰にも邪魔されず、私が自分でコントロールできることだよね。
相手を変えようとするのではなく、自分に与えられた環境の中で、目の前のタスクを最高品質で仕上げる。いつも通り「凡事徹底」を貫く。 それが、理不尽な壁から自分の心を守り、プロとして一番かっこよく立ち向かう方法なんだよね。
結論:君の真面目さは、君自身のために使おうか
後輩A君。 君はとても責任感が強いから、これから先、私と同じように「正しいことが通らない理不尽な壁」にぶつかって、悔しい思いをする日が必ず来ると思うんだ。
その時は、今日の話を思い出してほしいんだよ。 他人の行動や会社の決定に振り回されて、君の素晴らしいエネルギーをすり減らさないでね。君のその真面目さと責任感は、君自身がコントロールできる「目の前の仕事」と「自分自身の成長」のためだけに使ってみようか。
さあ、明日か明後日、君が笑顔で戻ってくるのを楽しみに待っているからね。今日は焦らず、ゆっくり休むという君のタスクを全うしてみようか!
【水曜日のミッション:境界線を意識してみようか】
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[ ] イライラした時、それは「自分がコントロールできることか?」と心に問いかけてみようか
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[ ] コントロールできない他人の問題は、一旦横に置いて、深呼吸してみようか
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[ ] (後輩A君へ)今日は仕事の進捗は気にせず、自分の体を治すという「コントロールできること」に全力を注いでみようか


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