お客さんでも「No」と言っていい。理不尽な丸投げから自分たちを守る、大人の戦い方について

A君の成長

おはよう、後輩A君。 水曜日だね。週の真ん中で疲れも溜まってきているところに、現場では今、少しピリピリとした空気が流れているね。

今日はね、今私たちのチームを悩ませている「相手からの丸投げ問題」と、そういう理不尽な要求に対する、プロとしての正しい戦い方について話してみようか。

1. 怒りが湧くのは、君たちが真剣な証拠なんだよ

今、ユーザー側の情シスに、関連部署からのリクエストを何も考えずにそのままこちらへ「丸投げ」してくる担当者がいて、現場のみんなが怒り沸騰状態になっているよね。 「なんで自分が担当なのに、もっと主体的に動かないんだ」って、イライラしてしまう気持ちは痛いほどよくわかるんだよ。

その怒りはね、君たちが自分たちの仕事に誇りを持ち、真剣に向き合っているからこそ湧いてくるものなんだよね。だから、その感情自体は決して間違っていないんだよ。

2. 言われた通りにやるだけが、私たちの仕事じゃない

私たちベンダーにとって、情シスの方々はお客さんだよね。 でもね、お客さんが指示してきたことを、ただ何も考えずに「はい」と受けて、言われた通りに行うだけが私たちの仕事ではないんだよ。

もちろん、お互いに協力してシステムを守っていくことは大前提だけれど、今回のようにルールを守らない理不尽な丸投げだったり、明らかに自分たちの担当範囲を超えた仕事が降ってきたりした時は、はっきりと「No」と言っていいんだよね。 なんでもかんでも引き受けて現場が疲弊してしまったら、結局はシステムの品質が落ちて、お客さん自身が困ることになるんだよ。だから、正しい「No」を突きつけることも、プロのシステム保守の大切な役割なんだよね。

3. 現場は戦わなくていい。私が冷静にクレームを入れるからね

ただね、ここで君に一番伝えておきたいことがあるんだ。 理不尽な要求に対して「No」を言う時、後輩A君や現場のメンバーが直接相手と戦ったり、怒りをぶつけたりする必要はないんだよ。

もしおかしいなと思う依頼が来たら、自分たちで抱え込まずに、まずは全部私に教えてほしいな。 私がチームの代表として、相手の管理者層にしっかりとクレームを入れるからね。もちろん、現場の怒りそのままに感情的になるのではなくて、「ルールを守ってほしい」「主体的に動くよう指導してほしい」と、客観的な事実をもとに冷静に伝えるから安心していいんだよ。

4. 君の仕事は、自分のタスクの品質を上げること

やる気のない担当者本人に現場レベルでいくら怒りをぶつけても、ただ消耗するだけで、根本的な解決にはならないことが多いんだよね。

理不尽な丸投げの防波堤になって「No」を突きつけるのは、リーダーである私の役目なんだよ。君は安心して、その後ろで自分の手元にある「本当にやるべき仕事」の品質を上げることにだけ集中してほしいんだよね。

結論:理不尽なものは、先輩という「盾」で弾き返そうか

お客さんであっても、間違っていることには毅然と対応する。でも、その泥臭い交渉は私が引き受けるよ。

もしまた、おかしなルートで仕事が降ってきそうになったら、一人で悩まずにすぐに私にパスを回してみようか。 さあ、相手の不手際でイライラするのは昨日で終わりにして、今日も私たちは、自分たちのプロとしての仕事を淡々と進めていこうね。


【水曜日のミッション:先輩の盾を使ってみようか】

  • [ ] 理不尽な依頼や、担当外の丸投げが来たら、「これは受けるべきか?」と一度立ち止まって考えてみようか

  • [ ] おかしいなと思う依頼が来たら、一人で相手と戦わず、すぐに先輩(私)に報告してみようか

  • [ ] (後輩A君へ)自分でコントロールできない他人の問題は私に任せて、今日は自分のタスクだけに没頭してみようか

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