【Claude活用⑥】ClaudeにGmailを整理させようとして2回失敗した話。AIにできないことを知るのが正しい使い方だよ

A君の成長

おはよう、後輩A君。

今日は失敗した話をするよ。

Claudeに「Gmailの未読メールを整理して」とお願いしたんだけど、2回連続でブロックされたんだよね。でもね、この失敗がすごく勉強になったんだよ。「AIにできないこと」の理由を知ることが、AIを正しく使う第一歩だって気づいたから。

1. 受信トレイに470件の未読メールがあった

気づいたら受信トレイに未読メールが470件あったんだよ。

ニュースレター、サービスの通知、仕事のメール……全部ごちゃまぜになっていてね。「これ、Claudeに整理させたら面白いんじゃないか」と思ったのが今日の始まりだよ。

最近私が使っているのはClaude Codeっていうツールなんだけど、これが普通のAIチャットとちょっと違うんだよね。

普通のAI:「〜すればいいと思います」→ 自分でやる
Claude Code:「〜すればいいと思います」→ 自分でやってくれる

ブラウザを操作したり、ファイルを読み書きしたり、プログラムを書いて実行したり。「相談相手」じゃなくて「実際に手を動かしてくれる相棒」なんだよ。

だから「Gmailも整理してくれるんじゃないか」と思ったわけ。

2. まずChrome MCPで試してみた

Claude Codeにはいくつかのツールがあって、Webブラウザを操作するときはChrome MCPっていう仕組みを使うんだよ。

ChromeにClaude専用の拡張機能を入れることで、ClaudeがChromeを「読んで・クリックして・操作できる」ようになるんだよね。

さっそくGmailを開いて、ClaudeにURLを渡してみた。そうしたら……

Navigation to this domain is not allowed.
(このドメインへの移動は許可されていません)

ブロックされた。

Gmailへの自動ナビゲーションが、拡張機能レベルで禁止されていたんだよ。

「じゃあ自分でGmailを開いてから操作させれば?」と思って試してみたら、今度はページの読み取りもスクリーンショットも全部ブロックされたんだよね。

Chrome MCPはmail.google.com に対してすべての操作を禁止していたんだよ。

3. Computer Useに切り替えてみた

「Chrome MCPがダメならComputer Useがあるじゃないか」と思ったんだよ。

Chrome MCPはブラウザの中身を直接読む仕組みだけど、Computer Useは「画面をカメラで見てクリックする」仕組みなんだよね。

Chrome MCP:ページのコードを直接読んで操作する
Computer Use:画面に映っているものを目で見て操作する

こっちならGmailの画面を「見て」操作できるんじゃないかと思ったわけ。

結果は……Chromeブラウザは「読み取り専用」だった。

画面を見ることはできるけど、クリックも入力もできない。ブラウザへの自動操作は、Computer Useでも制限されていたんだよ。

4. なぜブロックされるのか考えてみた

2回連続でブロックされて、最初は「バグじゃないか」と思ったんだよね。

でも冷静に考えると、これはバグじゃなくて設計だとわかったんだよ。

メールって、プライバシーの塊だよね。仕事のやりとり、個人的な連絡、パスワードのリセットメール……全部入ってる。

もしAIが自由にメールを開けたら、どうなるか。

  • ユーザーが気づかないうちに中身を読める
  • 「整理する」ふりをしてデータを外に送れる
  • 重要なメールを誤って削除できる

だからAnthropicは、メールへのアクセスをAI側から意図的に制限しているんだよ。ユーザーが自分で開いたページを一緒に作業するのはOKだけど、AIが勝手にメールを開きに行くのはダメ、という設計ね。

これ、正しいと思うんだよね。

5. 「できないこと」を知るのがAI活用の第一歩だよ

今日の体験で気づいたことがあるんだよね。

AIを使うとき、「何でもできる」と思ってしまいがちだよ。でも実際には、AIには意図的に制限がかけられているところがあるんだよ。

その制限にはちゃんと理由がある

今日のGmailの話で言えば、「メールをAIに自由に触らせない」という制限は、私たちユーザーを守るためのものだったんだよね。

AIにできないことを知る
→ なぜできないかを考える
→ AIを信頼して使えるようになる

闇雲に「Claudeならなんとかしてくれる」じゃなくて、仕組みを理解した上で使う。そのほうが長く付き合えるパートナーになるんだよね。

後輩A君も、AIを使うときは「これはなぜできるのか・なぜできないのか」を少し考えてみようか。それだけで、AIとの付き合い方がぐっと変わるんだよ。

結論:失敗から学ぶのが一番早い

今日は2回失敗したけど、収穫があったよ。

  • Chrome MCPはGmailを完全にブロックしている
  • Computer UseはChromeブラウザを読み取り専用で見ることしかできない
  • これはバグじゃなくてプライバシー保護の設計
  • 「AIにできないこと」を知ることが、正しいAI活用につながる

失敗しても、その理由を調べれば必ず学びになるんだよ。後輩A君も、Claudeに怒られたり断られたりしたら、「なんで?」って考えてみようか。そこに大事なことが隠れてるんだよ。

【本日のミッション:「なぜ?」を一回考えてみようか】

  • ☐ Claude CodeとChrome MCPの違いを自分の言葉で説明してみようか
  • ☐ AIに断られた・できなかった経験を思い出して、理由を考えてみようか
  • ☐ (後輩A君へ)失敗しても調べれば必ず学びになるんだよ。今日の私みたいにね

この失敗談の続き、「じゃあどうしたか」はこちらだよ → 【AI活用②】Pythonを書かせたら657件が123件になった話

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