後輩A君の未来を見守るブログ(公的保険:自動車保険は必要?)

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もし事故を起こしたら…自動車保険なしで5億円請求!?

後輩A君は自家用車を持っていませんが、もし自家用車を購入する場合には、自動車保険に加入するのでしょうか。実際、交通事故による損害賠償は数千万円から、時には5億円を超えることもあります。そのため、自動車保険に加入していないと、人生が一変する可能性があるため、自動車保険に加入する価値があると言えます。後輩A君が自家用車を購入した時にどの様な内容の保険に加入すると効果的で保険料を抑えた保険になるかを考えてみましょう。

自賠責保険

後輩A君が自家用車を購入した時に加入するのは自賠責保険になります。自賠責保険は、自動車を購入する際に強制的に加入しなければならない保険です。この保険は対人賠償のみを対象としており、死亡の場合は最高3,000万円、傷害の場合は最高120万円、後遺障害の場合は75万円から4,000万円までの範囲で補償されます。これらの金額を超える賠償請求があった場合でも、支払われるのは上記の金額までとなります。例えば、5億円の賠償請求があった場合、十分な補償が得られません。また、相手の自動車に対する対物賠償は対象外となるため、その分は別途自動車保険でカバーする必要があります。
ちなみに自家用車の保険料は24ヶ月で17,650円(2025年現在)になります。

自動車保険

自賠責保険で足りない部分をカバーする保険になります。

必要な保険

必要な保険はぶつけた相手に保証するための「対人賠償保険」と「対物賠償保険」であると言えます。

不要な保険

自身の怪我については貯金で補うため、人身傷害補償保険は不要です。
同乗している友人は対人賠償保険でカバーされますので、搭乗者傷害補償保険も必要ありません。
車両保険は、事故に遭った際に自分の自動車を修理するための費用をカバーするものであり、これも貯金で備えることができます。事故を起こして、自分の自動車の修理費用が捻出できない場合は、自動車に乗ることを諦める選択肢も考えましょう。車両保険が必要だという人は、収入より高価な自動車に乗っていることになります。

自動車保険の保険料の目安

年齢条件や等級にもよりますが、基本補償のみの場合は年間約3万円程度、さらに人身傷害補償保険、搭乗者傷害補償保険、車両保険を加えると年間約4.5万〜6万円程度となります。事故を起こさないための安全運転が重要ですが、万が一の事故に備えて最低限の自動車保険には加入しておくべきです。過度な補償は保険料を高くするため、必要最低限の補償に留めることをお勧めします。保険料が安くなった分は後輩A君の満足度をアップするために使うか、将来のために貯蓄や投資に使いましょう。

必要な補償と不要な補償を正しく判断して、適切な保険料に抑えましょう。

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