お疲れ様、後輩A君。
週の真ん中、水曜日だね。
どう? 昨日の夜は予定通り勉強できたかな?
……ふーん、そのバツの悪そうな顔。「残業で疲れてて、時間がなくて寝ちゃいました」って顔をしてるね。
そっかそっか。
本当に忙しかったなら仕方ないよね。体調管理も仕事のうちだし。
……じゃあさ、ちょっと君のスマホ、貸してみて。
いや、別にLINEの履歴を見ようってわけじゃないよ(笑)。
設定の「スクリーンタイム」を見せてほしいんだ。
ほら、貸して。
ポチッとな。
……うわっ。
「1日 5時間32分」。
後輩A君、画面見てごらん。
君は昨日、睡眠時間を削ってまで、5時間半もスマホの画面と睨めっこしてたみたいだね。
「時間がない」んじゃなくて、「スマホに時間を食べられてる」だけなんじゃないかな?
1. スマホは「最強の教科書」か、それとも「時間泥棒」か
あ、いま「違うんです!」って言いたそうな顔したね?
「通勤中にYouTubeでExcel講座を見てたし、Kindleで本も読んでたから、全部が遊びじゃない!」って思ってるんでしょ。
うんうん、分かってる。
君が最近、スマホを使って勉強を頑張ってるのは知ってるよ。それは本当に偉いと思う。
スマホは今や、世界中の知識にアクセスできる「最強の教科書」だもんね。それを否定するつもりはないよ。
でもね、この「内訳」を見てごらんよ。
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YouTube(勉強):30分
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Kindle(読書):15分
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X(旧Twitter):1時間20分
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Instagram:45分
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TikTok:50分
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まとめサイトブラウザ:1時間
……どう?
「勉強(投資)」に使ったのは45分だけ。
残りの4時間以上は、ただダラダラとSNSや動画を眺めていた「浪費」の時間だよね。
これって、「図書館に行くぞ!」って家を出たのに、入り口のゲーセンで4時間遊んで、最後に30分だけ本を読んで「あー勉強した!」って満足して帰ってきたのと同じだよ。
2. 「無意識のスクロール」が脳を腐らせる
別に、SNSを見るのが悪いことだとは言わないよ。
息抜きは必要だし、トレンドを知るのも大事な情報収集だからね。
先輩が心配してるのは、「目的もなく、無意識にアプリを開いていること」なんだ。
「あー疲れた」ってソファに倒れ込んで、気づいたらショート動画を1時間見続けてたこと、よくあるでしょ?
あれはね、君の意志が弱いんじゃないんだ。AIが君の脳みそをハックして、時間を吸い取るように設計されてるからなんだよ。
だからこそ、勉強で使うスマホと、暇つぶしのスマホ。
この2つを「同じ道具」だと思っちゃダメなんだ。
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勉強モードのスマホ: 自分から情報を取りに行く「武器」
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暇つぶしモードのスマホ: 情報を浴びせかけられる「麻薬」
この違いを意識しないと、君の貴重な夜の時間は、全部AIに奪われちゃうよ。
3. 「投資」と「浪費」を仕分けしよう
じゃあ、どうすればいいか。
簡単だよ。「浪費アプリ」にだけ鍵をかければいいんだ。
勉強に使う「YouTube」や「Kindle」はそのままでいい。
でも、君の時間を奪う「SNS」や「ゲーム」には、「使用時間の制限」をかけよう。
iPhoneなら「App使用時間の制限」で、SNSを全部まとめて「1日30分」とかに設定してみて。
Androidにも「Digital Wellbeing」っていう機能があるよね。
制限時間が来たら、画面が暗くなってロックされる。
その瞬間、「ハッ!」と我に返るはずだよ。
「あ、俺いま、無意識にダラダラしてたな」って。
その「気づき」さえあれば、君ならスマホを置いて、参考書を開くことができるはずだよ。
結論:スマホを「武器」として使え
後輩A君、スマホは包丁と同じだ。
美味しい料理を作る(スキルアップする)こともできるし、自分を傷つける(時間を失う)こともできる。
「忙しい」って言い訳する前に、一度自分のスクリーンタイムと向き合ってみて。
そこには、君が「ない」と言っていた「未来を変えるための数時間」が、しっかりと記録されてるはずだから。
今日からは、スマホに使われるんじゃなくて、スマホを使いこなす側になろうよ。
【今日のミッション:デジタル断捨離】
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[ ] 設定から「スクリーンタイム(またはDigital Wellbeing)」を確認する
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[ ] 自分が「無駄使いしている」と思うアプリトップ3を見つける
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[ ] そのアプリに「1日30分」などの制限時間を設定する


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