おはよう、後輩A君。 木曜日だね。毎日現場で忙しくしている君に、今日は仕事のテクニックではなくて、人生という限られた時間とお金の使い方について、少し話してみようか。
1. 大切な人のために使う時間は、負担じゃないんだよ
実は今日、私は仕事の休みをとって飛行機に乗り、遠く離れた実家に向かっているんだよ。大病を患っている、たった一人の妹の通院に立ち会うためなんだよね。
毎月のように飛行機に乗って帰省するのは、周りから見れば「大変だね」と思われるかもしれない。でもね、私自身はこれを「大変な負担だ」と思ったことは一度もないんだよ。なぜなら、たった一人の大切な妹のためだからね。 そして、実家に泊まることで、80歳を超えた両親の今の状況を、自分の目でしっかり確認することができるからなんだ。
2. お金は、思い出を作るために使ってほしい
私の両親はとても節約家でね。それはありがたいことなんだけれど、私は両親にもっと、自分のためにお金を使ってほしいとずっと思っているんだよね。 少しずつ認知症が進んできていることもあって、いずれ自由に動けなくなる日が必ず来る。だからこそ、元気で足腰が動く今のうちに、旅行に行ってたくさんの思い出を作ってほしいんだよ。
だから去年、私は少し強引に知床旅行のプランを作って、シマフクロウが見える高級な宿を手配して、両親を行かせたんだよね。 実際の旅行では、釧路湿原が見られないなどの小さなトラブルはあったみたいだけれど、結果的には裏摩周の大自然と、その素晴らしい宿に心から感動してくれたみたいなんだよ。 少し強引だったかもしれないけれど、今では「あの時、行かせて本当に良かったな」と心から思っているんだよね。
3. 記憶は薄れても、感動した思いは心に残る
認知症が進めば、記憶を定着させることが難しくなって、いつまでその旅行のことを鮮明に覚えていられるかはわからない。 でもね、いつか老人ホームに入る日が来ても、その時の楽しかった情景や、心が震えた感動の「欠片」みたいなものは、きっと心の奥底に残り続けて、両親を温めてくれると信じているんだよ。
だから私は、来年の夏ももう少し近場で、両親の思い出に残るような旅行をプレゼントしたいと思っているんだ。 その日のために、私自身も日々の生活で節約をしたり、副収入でしっかり貯金をしたりして、準備をしておかなきゃって強く思っているんだよね。
4. 君は今、何のために働いているのかな?
後輩A君。君は毎日、システムのエラーと格闘したり、理不尽な要求に応えたりして、一生懸命に働いているよね。 でもね、目の前の仕事に追われすぎて、「自分が本当に大切にしたい人」との時間を後回しにしてしまっていないかな?
私たちが一生懸命に働いてお金を稼ぐのは、ただ口座の数字を増やすためじゃないんだよ。 大切な人が困っている時に飛行機に飛び乗るためであり、親が元気なうちに最高の景色を見せてあげるためなんだよね。
結論:照れくさくても、少し強引に誘ってみようか
「いつか落ち着いたら、親孝行しよう」 そう思っているうちに、時間はあっという間に過ぎてしまうんだよ。
だから後輩A君も、今度の週末や連休に、少し強引にでもご両親や大切な人を食事や旅行に誘ってみようか。照れくさいかもしれないけれど、心が動く「思い出」を作ることこそが、君が働いて得たお金と時間の、一番美しい使い方なんだよね。
さあ、今日も君の大切な人の笑顔のために、目の前の仕事をしっかりと頑張っていこうね。
【木曜日のミッション:大切な人を思い浮かべてみようか】
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[ ] 最近連絡を取っていない家族や大切な人に、今日「元気にしてる?」と一言メッセージを送ってみようか
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[ ] 自分の稼いだお金を、「モノ」ではなく「誰かとの思い出」に使う計画を一つ立ててみようか
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[ ] (後輩A君へ)仕事で理不尽なことがあっても、「これも大切な人を守るための資金だ」と割り切って、プロとして乗り切ってみようか


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