スマートフォン依存の若者たち

事件

端緒

最近、スマートフォンが手放せない若者が増えているように感じます。特に、若者が目立つように思います。もちろん、これは私の周りだけの現象かもしれませんが、差別をする意図はありません。

今月、新しく入ってきた若者がいました。彼は初日からずっとスマートフォンをいじっていて、仕事をしていないように見えました。そこで、彼の行動を観察してみることにしました。

観察結果

彼は仕事用のノートパソコンのキーボードの手前にスマートフォンを置き、仕事をしているふりをしながら、常にスマートフォンをいじっていました。スクリーンセーバーが表示されることは一度もありませんでした。

「そんなに自社から連絡が来ているのだろうか?」と疑問に思いました。時にはスマートフォンを両手で持ち、高速で打ち込んでいる姿も見かけました。しかし、よく見ると、ゲームや動画、X(旧ツイッター)、メッセージ、LINE、ブログなど、仕事に関連しないページにアクセスしているようでした。片耳にワイヤレスイヤフォンをして、動画を見ていることもありました。

彼の行動の背景を考察

彼がなぜこのような行動を取るのかを考えてみました。

前提条件

まず、現場のルールを説明します。

  • 私用のスマートフォンの持ち込みは禁止されていない。
  • 私用のスマートフォンを業務で使用することは禁止されている。
  • 業務中にゲームをすることは禁止されている。
  • 業務中にXや動画を見ることは禁止されていない(明文化されていない)。

メールやメッセージのリアルタイム対応

若者、特に若者はリアルタイムでスマートフォンに反応しなければならないと考えているようです。年配の人でもすぐに反応しなければならないと考える人は多いです。しかし、メールはリアルタイム通信ではありません。急ぎの用事はメールでは来ないと考えています。

メッセージの高速返信

彼はスマートフォンを両手で持ち、高速で返信しています。私なら、最初の数行を見て、即返信が必要かどうかを判断し、必要ならば席を離れて返信します。緊急性が低ければ、そのまま温めておいて、何かの用事で廊下に出る時に返信します。

業務中の動画視聴

彼が業務中に動画を見ていたのは、仕事に関連する動画ではないようです。この現場を軽視しているのかもしれません。

業務中のゲーム

業務中にゲームをする必要はありません。もし自分の社員がこんなことをしていたら、厳しく対処します。

対応策

彼はお客様との打ち合わせ中もスマートフォンをいじっていました。そのうちクレームが入るでしょう。周りのメンバーにも悪影響があります。意識の低い人間は、多少の教育では治らないと考えています。所属会社にクレームを入れ、改善されなければ即退場にするのが良いと思います。

さて、これからどのようになるのでしょうか?

1週間後

所属会社を経由して注意をさせました。彼はこっぴどく叱られたようで、机の上からスマートフォンが消えました。しかし、時々スマートフォンをいじっていますが、許せる範囲です。注意することで、彼の評価が最低になるところを救ったので、感謝して欲しいです。逆恨みされるかもしれませんが、基本的な仕事に取り組む姿勢は変わらないと思うので、距離を取って接するようにします。

2週間後

スマートフォンはほぼ消えていますが、時々秒速で何らかしらの返信をしているのは、見かけます。仕事はしているように見えるのですが、辞書の様なサイトを見ていました、彼の仕事なのだろうか?ただ、何の仕事をして、どんな成果物を納品しているかは不明です。

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